ここへきて、少しは島の天候もおさまってまいりました。
ここ数日の間、空は曇り海は荒れていたのでございます。
ようやく遠くの空に晴れ間がのぞき始めると漁師たちは一斉に出航いたしました。
やがて、大漁旗を掲げて戻ってくるのでしょう。
まだ濡れている道路を歩く農夫の姿がみえます。畑へ急ぐのでしょう。
私どもの星では、いつでも漁師は魚をとり、農夫は畑を耕すのでございます。
それは、なによりも美しく崇高な光景で、紛れもなく生活そのものでございます。
子供たちはそのような私たちの汗を糧に大人になっていくのではないでしょうか。
そこには、ヒトの笑いや驚嘆があります。もちろん悲しみも。人の一生がございます。
味とは芸術中の芸術で、娯楽中の娯楽でございます。
また味の追求とはヒトの業を強く肯定する作業に他ならないのです。
食とは、エネルギーです。そして食すとは、限りなく生を全うするする行為でございます。
そこには人の持つすべての力があります。
ですから私は今日も食に携わることを誇りに感じ次世代に自身を持って伝えるのでございます。
私どもは、食を通じてみなさまの生活を充実させるお手伝いをすることはもとより、自然災害を
とおして培った精神力を社会に向けて発信することと自負しております。
ゆるぎない信条で活発な営業活動を絶え間なくおこなえること。
これこそがわが社の経営理念であり、同時に社会に対する使命であると考えております。
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